ぜんまい仕掛けの宇宙船

−三文小説家見習い・小倉洋の作品置場−

異世界もの書こうとしたらパニック

 一作目も途中なのですが、ふと最近流行りの「異世界もの」というのを書いてみたくなり、取り掛かってみました。

 文章の書き方自体、右も左も分からず書いているのですが、とりあえず一つだけ分かったことがあります。

 それは、

異世界書ける人はスゴイ!」

 ということ。

 とにかく、必要と思われる項目をDynalistで箇条書きにしてみました。余談ですが、このブログを書き始めた頃は本文もDynalistに入力していましたが、現在はGoogleドキュメントに移行しています。その辺のことは、また後日に。

※タイトルや項目名などは仮のものです


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 ざっと思いつくだけでもこれだけあるし、おそらくもっと増えるでしょう。もちろん、他にも世界地図や市町村とステージ毎の地図、ダンジョンマップなども必要になってくるはずです

 また、物語を書き進めるには、最初の段階である程度しっかりした設定も必須と思われるので、こんな感じで箇条書きにしていきます。


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 これらは更に、必要に応じて子階層に説明書きを挿入します。

 また、プロットは一話ごとに分割編集することにして、それぞれに「ステータス」「脇役」「キーパーソン」「クエスト」を設定して、話の中の時間軸に沿った場面移動を書き連ねます。


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 当初、何も考えずに書き始めましたが、プロローグと第一話の冒頭を書いた時点で行き詰まりました。作者が地図を持たなければ登場人物は村を出られないし、アイテムが決まらなければ買い物もできませんよね。

 今、作者自身が生きる現実の世界とは異質なものを書こうとした時、指針となる設定があやふやでは、前にも後ろにも進めないということが痛いほど理解できたわけです。

 

 プロローグと冒頭だけでこれですから、物語全般に渡って細かな設定をおこない、形はどうあれ地図を描き上げ、緻密で奥行きのある作品を仕上げる作家さんたちには尊敬の念を抱かざるを得ません。まして、もしもこれらの設定無しに書いている人がいたなら、それはもはや人間業とは思えないですね。

 いやー、異世界ライタースゴイわ。

 ちょっと舐めてましたね。異世界

 そんなわけで、もう少しいじくり回してみようと思います。