ぜんまい仕掛けの宇宙船

−三文小説家見習い・小倉洋の作品置場−

読書環境としてのKindle Paperwhiteのこと


Kindle Paperwhiteを使い始めた理由

 最近とみに遠視(老眼と呼ばないで)が進み、日常的に遠視メガネ(老眼鏡と呼ばないで)が手放せない九十九樹吹です。

 もともと本好きなので、書店の書架を眺めては「これはタイトルが気に入った」とか「これは表紙がカッコイイ」という程度の理由でバカバカ買い込んでいたのですが、いかんせん目がおぼつかなくなってくると読書意欲は反比例的に減衰してきました。

 メガネ(老眼鏡じゃないよ)をかけたところで、昔の文庫本などはフォント自体が小さいので実に厳しい。メガネをかけた上に天眼鏡も欲しいくらいです。

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電子書籍はNEXUS7から

 「これはなんとかしなければ」と思った時にアタマに浮かんだのは電子書籍です。これなら文字の拡大縮小はできるはずだし、端末のメモリー次第で持ち歩ける冊数もかなりのものになるはず。そう踏んではじめに取り入れたのが、NEXUS7への青空文庫アプリの導入でした。

 しかし、当初は満足していたNEXUS7+青空アプリでしたが、タブレットは多機能だけに消費電力が大きく駆動時間が短い、また、長時間の使用では目の負担も無視できないこと、そして選べる本は著作権の切れた旧名作に限られ、近著を読むことは不可能なことが分かってきました。

 

Kindle Paperwhiteの特筆すべき点

 対してKindle PaperwhiteKindle ストアーから近著も購入できる上、古い著作などは無料で読めることも多いです。もちろん、文字の拡大縮小と画面の明るさも自由なことは言うまでもありませんね。

 

Kindle Paperwhite、電子書籍リーダー、Wi-Fi 、ブラック

Kindle Paperwhite、電子書籍リーダー、Wi-Fi 、ブラック

 

 

 またタブレットスマホが「バックライト」で液晶の裏から発光しているのに対して、e-Inlという液晶(?)は「フロントライト」で画面上から文字を照らしています。これはとても目に優しく、液晶が長い時間見続けると眼精疲労を起こしやすいのに比べ、経験的に6時間ほど連続で読んでいても印刷物を読む程度にしか疲れません。

 そもそも、このフロントライトは暗いところでも読めるようにするためのもので、真昼の陽光の下であればライトはオフでも大丈夫。まるで上に印刷された文字を読むような感覚で読書できます。

 バッテリーの保ちも驚異的で、採用されているe-Inkの特性上、画面の切り替え(ページめくり)の時だけ電力を消費し、一度描画された画面は全く電気を消費しないというものが効いているのだと思われます。

 メーカー公称では「一日30分使用・照明50%・Wi-Fiオフ」で、およそ2〜3週間もバッテリーが保つそうで、実際におこなった先の連続6時間耐久読書でも、消費したのは20〜30%程度でした。

 

Kindle Paperwhiteの弱点

 もちろん弱点もありますよ。

 モノクロ専用のため、画像などを含むにカラー雑誌の閲覧には不向きな点と、画面サイズが小さいので大判の書籍を得意としないというところでしょうか。

 カラー本に関しては、この記事を書いているChromebookタブレット仕様にもなるので、こちらを活用しています。(Kindle本は一度購入すれば、複数端末にダウンロードできる)

 あとは、風呂に入りながら読めるように、防水機能が付加されれば文句なしなのですが(笑)

 

もう手放せない

 バッグの中に忍ばせても邪魔にならない文庫本適度の大きさの端末の中に、およそ3000〜4000冊ほどの本を持ち歩けるKindle Paperwhite

 はじめは私も、本以外に専用端末を購入するというのは少し抵抗があったのは事実ですが、電子機器であるがゆえに読書環境としての可能性を大きく広げてくれるKindle Paperwhite

 一度体験してしまったら病みつきです(笑)

 

できる Amazon Kindle スタート→活用 完全ガイド できるシリーズ

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